経済環境等の変化で、電気代やガス代などの光熱費が上昇しており、「涼しい/暖かい家に住みたい」「冷暖房の効きを良くしたい」といったご相談が増えております。
住宅の断熱性能を高める方法はいくつかありますが、その中でも比較的効果を実感しやすいのが窓のリフォームです。
実は住宅の熱の出入りは開口部(窓やドア)が大きな割合を占めています。そのため、壁や屋根を大規模に改修しなくても、窓の断熱性能を高めることで住まいの快適性向上が期待できます。
こうした住宅の省エネ化を後押しするため、国では2023年から「先進的窓リノベ事業」を実施しています。
この制度は、高性能な断熱窓への改修などに対して補助金が交付されるもので、2026年も予算に限りはありますが、継続して活用することができます。
窓の交換や内窓の設置だけでなく、条件を満たせば玄関ドアの改修も補助対象となるため、住まい全体の快適性向上につながる制度として注目されています。
今回は、実際に補助金を活用して行った窓・玄関ドアリフォームの事例をご紹介します。
① マンションの窓リフォーム:結露と寒暖差の悩みを改善

マンションにお住まいのお客様から、「冬の結露がひどい」「夏は暑く、冬は寒い」とのご相談をいただきました。
そこで、既存の窓に内窓を設置し、断熱性能を向上。さらに、一部の窓は透明ガラスからすりガラスへ変更しました。
すりガラスにしたことで外からの視線が気になりにくくなり、これまで使用していたレースカーテンが不要に。室内がすっきりとした印象になり、採光も確保できました。
また、窓枠を木目調のデザインにしたことで、インテリアとの調和が生まれ、空間全体の雰囲気も一新されています。
リフォーム後は、
・冷暖房の効きが良くなった
・冬場の結露が大幅に軽減された
・カーテン周りの掃除が楽になった
といった効果を実感いただいています。
② 浴室・トイレ窓リフォーム:プライバシー対策でブラインド不要に

浴室やトイレの窓について、「外からシルエットが見えていないか気になる」というお悩みをお持ちのお客様も少なくありません。
今回の事例では、窓ガラスを乳白色タイプに変更しました。
ガラス自体で視線を遮れるようになったため、ブラインドを撤去することができました。
見た目もすっきりし、掃除の手間も軽減。浴室やトイレの快適性が向上しました。
③ 玄関ドアリフォーム:断熱性アップ

窓だけでなく、一定の条件を満たす玄関ドアの交換も補助金の対象となる場合があります。
玄関は住まいの中でも熱の出入りが大きい場所のひとつです。断熱性能の高い玄関ドアへ交換することで、
・冬の冷気が入りにくくなる
・夏の暑さを軽減できる
・冷暖房効率の向上が期待できる
といった効果が期待できます。
また、毎日目にする玄関が新しくなることで、住まい全体の印象も大きく変わります。
窓や玄関ドアのリフォームは、見た目の変化だけでなく、断熱性や省エネ性、快適性の向上につながります。
補助金制度を活用することで、費用負担を抑えながらリフォームできる可能性があります。結露や寒暖差、プライバシー対策などでお悩みの方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。
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